ヒキコマ歴史講座
坂戸市の出前講座として下記のとおり実施しました。
日時:9月1日(火) 10:00~12:00
場所:鶴ヶ島市民活動推進センター(ワカバウォーク1F)
講師:坂戸市歴史民俗資料館 館長 加藤恭朗 さん
テーマ: 「坂戸の古代史」
高麗郡建郡前後の時代
料金:無料
主催:ヒキコマ歴史クラブ
坂戸市内の遺跡とその時代背景をわかり易く説明いただきました。
坂戸は入間郡に属し、古代から栄えていた地域であったと実感した。
古代寺院関東でも古い寺院 勝呂廃寺
勝呂廃寺の「勝呂Jの地名
古代朝鮮語で「スグリ」 ムラオサの意味
古代道路古代の官道 東山道武蔵路が、勝呂神社近くを通っていた。
勝呂神社(古墳の上に建てられている)
古代集落 大規模集落 若葉台遺跡、山田遺跡等
若葉台遺跡と山田遺跡
奈良三彩 埼玉県内でも出土例が少なく、大和王権との関係が深かったと思われる
銅製鈴 若葉台遺跡
墨書土器 「高山」「時山」 若葉台遺跡
「片牧」 山田遺跡
「片牧家」 川越市弁天西遺跡
古代遺跡と高麗郡の関係
高麗郡
霊亀二年(716年)関東に住む高麗人を集めて高麗郡を建郡する
日高市、飯能市を中心に高麗人が居住した
<続日本紀>
霊亀二年(716)五月辛卯(16日)、駿河、甲斐、相模、上総、下総、
常陸、下野、7国の高麗人1799人を武蔵国に移住させ、始めて高麗郡を置いた。
来年2016年が、高麗郡建郡1300年になり、それを記念する活動が進められています。
詳しくはこちらへ
加藤館長に、2時間たっぷり説明いただき、大人になると地域の話を聞く機会がないこともあり、とても面白かったとの声が多くあり、好評でした。
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