第13回 ヒキコマ歴史講座
「古地図で学ぶ川越」
講師:元川越市立博物館館長 大野政己さん
6月7日(火)10時から、鶴ヶ島市コミュニティルームで、歴史講座が行なわれました。
大野さんは資料の古地図に基づき、中世の城、太田道真・道灌の造った河越城から話を始め、江戸時代の城の拡張、町の発展について解説をしました。
お話しの中で、興味深かった点
・河越城の築城は1457年で、江戸城と同じ時期に造られている。
・川越の道路は、江戸時代の道幅を維持している。
・江戸時代から文書による支配ができていた。(現在と変わらない)→名主が村に割り当てられた年貢を戸別に分割して、収めた。
・古地図にかかれている名前が面白い。
ハヤミチ場 → 馬を走らせた道 → 現在の鴫町
・札の辻を中心に、北町、南町ができた。
・江戸後期に常設店舗ができる前は、市経済であった。
・川越藩主の加増で、侍が増えたので、侍屋敷拡張のため、お寺が郊外に移転させられた。
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